
※Microsoft公式ブログより
2025 年のサポート終了に向けて今から準備しましょう(表題は自動翻訳)
■2025年10月14日はサポート終了のターニングポイントとなる
昨日exhangeServerのサポート終了についてこちらに記事を掲載したのですが、改めて見てみると2025年10月14日はかなりのMicrosoftアプリケーションのサポートが終了するタイミングです。
買い切り型のローカルクライアントであるOffice2016や2019、関連する単体アプリケーション、そしてOffice関連のサーバーアプリケーションも一気にサポート終了となります。
■サポート終了って改めてなんだろう?
Microsoftは本文中で改めてこう述べています。(引用します)
製品のサポート期間が終了すると、Microsoft は以下のサービスを提供しなくなります。
- 発見され、デバイス、アプリ、またはサーバーがセキュリティ侵害に対してより直接的にさらされる可能性がある脆弱性に対するセキュリティ修正。
- 発見され、製品の安定性と使いやすさに影響を与える可能性のある問題に対するバグ修正。
- 発生する可能性のある問題に対するテクニカル サポート。
この内容はWindowsであっても同様です。とにかくどんな大きな問題が発生しようともMicrosoftは基本対応をしない。事故があってもユーザー責任であるという状況になるわけです。これを回避するにはクラウドサービスに移行するか、サポートされる新バージョンに移行する必要があるというわけです。昨日のExchangeServer SEが行先であるようにMicrosoftとしてはオンプレミス含めて行先は用意してくれています。
■移行かアップグレードか
他社ソリューションからMicrosoftへの移行というのは過去多く聞かれたお話ですが、MicrosoftからMicrosoftへの移行(バージョンであったり、クラウドへであったり)についてのお問い合わせが実際増えております。オンプレミスからクラウドへというのはOffice365登場以来着実に増えてきた内容でしたが、オンプレミスからオンプレミスであっても移行というぐらいに作業内容が必要になってきているというのが今回の複数バージョンのサポート終了で発生するというところでしょうか?こうなると、どちらにせよ手間がかかるのであれば、この機会にクラウド化へ向かうのもよいでしょうし、事情があってオンプレミスで突き進むというのもまたよいでしょう。どちらを選択するかは今おかれている状況次第というとことですね。
■実際の大変さ
昨日ExchangeServerの件で触れておりますが、オンプレミスの場合は現時点の最新バージョンまでなんとかアップグレードを積み重ねて、着地させるバージョンへインプレースアップグレードをかけるというのが急がば回れではないですが、一番確実な方法です。しかし、社内サービスとはいえ停止を伴いますし、そもそも各種検証も多く必要になるので、オンプレミスでの継続は継続で多くの検証時間や計画立案、懸念事項の確認が必要となります。であればオンラインへの移行のほうがスムーズなのか?と言われるとオンプレミスでどの程度作りこみをしていたか?によるというお話になります。オンプレミス側がデフォルトに近いほど移行は楽です。逆にやりこみ倒しているとオンラインではできないことが多く発生するので、それらを代替機能でよしとするか、別途開発するか?など、これも移行検証と計画立案、移行実行と決してハードルが低いとは言い難いものになります。
■まとめ
今回、複数バージョンのサポート終了が一気にくるのに際して、移行の考え方や難易度について簡単にお話いたしました。結局、いつかやらないといけないことなので、大手企業であれば計画的に進んでいた内容でしょうが、中小企業ではかなり混乱が伴う状況となることは想像に難しくありません。地味に大変なのが買い切り型のOfficeクライアントの買い替えと入れ替えだったりしますが、とにかく移行計画立案や実行などにお困りの企業様向けには弊社のクラウドアウトソーシングサービス「仕ご丸」・ICTサポートプランにて今回の各種移行プランの策定から移行作業サポートなども行っておりますので、ちょっと助けてほしいという企業様からのお問い合わせお待ちしております!
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