※Microsoft公式ブログより
Microsoft Graph コネクタの新機能と改善点(表題は自動翻訳)
■そもそもMicrosoft graphってなんだっけ?
Microsoft graphを知ってる方は相当なMicrosoft系の技術者の方だけで、一般利用者さんが知っているはずもない機能なのですが、Microsoftプラットフォームでユーザーがなにかアクションをした際にこのMicrosoft graphにデータが集約されて再活用されるという形で機能しているものです。ですので、割と重要なデータプールだったりします。今回はこのMicrosoft graphへの接続コネクターが公開されるというお話です。これによりMicrosoft365内の各種データへのアクセスが容易となり、様々な外部連携が実現できるという概要となります。
■実際はどうやって使うのか?
Microsoft graph自体はまだOffice 365と呼ばれていた時代にAI活用の一環のような形で内部実装されていたので、実際には長い歴史があります。最初は365ユーザーに紐づく動作やファイルなどを蓄積して利活用するためのデータプールでしかなかったのですが、だんだん365プラットフォーム上のデータプールとして拡張され、コネクターを介して外部とのやりとりまでできるようになってきたという形なのですが、最近のCopilotを中心とした生成AIによる新しい作業環境の実現のために、これらのデータを活用しやくし、さらに外部からもデータを取り込めるようにしようという形になります。使い方となると主に開発者が使うものでユーザーが使うことはほぼほぼないと言えますが、実はPowerプラットフォームを使用する場合には今後覚えておいたほうがいい機能となります。
■オンライン専用?
今回発表されたMicrosoft graphコネクターはクラウドでもオンプレミスでも使用することが可能なので、ローカルのsharepointserverとも連携することができます。とはいえ、結局Copilotを中心として考えられている仕組みなので、オンプレミスはデータソースという位置づけでしかないですが、ハイブリッド環境で運用されている場合でもこの仕組みを活用することはできます。
■まとめ
今回、Microsoft365のMicrosoft graphコネクターについてお伝えしました。CopilotといわずAI系の技術はベースとなるデータによる学習が最大のポイントであり、それがリッチであればあるほど活きていくわけです。なので、Microsoftとしては様々なシグナルをMicrosoft graphに集約させられる方法をいろいろ考えて着ている中の一つの施策と考えておくとスマートでしょう。365系の開発に携わる方は必ず仕様の確認はされることをオススメしますし、Power系を操作される方も知らないと後で大変なことになるパターンのように感じているので、ドキュメントが公開されたらチェックされることをオススメします。なお、弊社ではクラウドアウトソーシングサービス「仕ご丸」のICTサポートプランにてMicrosoft365の導入・運用サポートなども行っておりますので、ちょっと助けてほしいという企業様からの気軽なお問い合わせお待ちしております!
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