※Microsoft公式コミュニティより
Microsoft Entra の新機能 – 2024 年 11 月(表題は自動翻訳)
■Microsoft Entraは進化する
旧Azure AD、現Microsoft Entraの2024年11月アップデートの詳細が解説されております。詳細はリンク先を確認いただくとして、ざっと見てみると最新のIDM、セキュリティー対策を常に取り込んでくるMicrosoftらしいアップデートであると言えます。しかし、この領域は理論と実装、運用をキチンと理解できている人が正直少ないと感じており、「マニュアル通り、なんとかく運用している。」という方にとってはアップデートはまるで追っていないという場合も多いのではないでしょうか?IDMシステムはとにかくアップデートがあればどんどん取り入れいかないと、攻撃側はその穴をついてきます。そのことはまず前提として認識しておく必要があります。その上でここは押さえておきたいというポイントをご紹介していきます。
■パスキーへの対応
認証関連はとにかくアップデートが細かく告知されておりますが、大きなものではパスキーへの対応が告知されております。2025年1月にMicrosoft Authenticatorのパスキー対応に伴っての措置ではありますが、いままで暫定対応だったものがようやく正式にローンチさせる形となります。他プラットフォームではパスキー対応がすでに完了フェーズに入ってきているので、ちょっと時間がかかった印象ですがようやくというところですね。これにともなって、トーク関連の処理がいくつか修正されますので、このタイミングでいままでの設定がどうなっていたか?をしっかり見直す必要があります。そのうえでパスキー対応を早急に進める準備を行うべきです。これはほぼ選択肢がなくやるべきという内容になります。
■まとめ
今回はMicrosoft Entraの2024年アップデートについて気になるポイントをピックアップしてお話いたしました。今回パスキー対応が含まれておりますので、なんだかわからなからとスルーするのは絶対にダメです。これは仕組みをおさらいしてみれば、現時点でパスキーこそが認証システムにおいては最適解であり、唯一の選択肢です。やっと対応したかという内容ですので、ぜひ詳細を確認いただき対応をご検討ください。そういう対応どうしたらいいかわからないという企業様には、弊社のクラウドアウトソーシングサービス「仕ご丸」・ICTサポートプランではMicrosoft EntraやAzure、Microsoft 365に古くから関わっているコンサルタント・エンジニアがアップデート情報提供も含めた、設計導入から運用アドバイス、運用サポート・代行なども行っておりますので、ちょっと助けてほしいという企業様からのお問い合わせお待ちしております!