※Microsoft公式コミュニティより
2024 年 11 月の Exchange Server セキュリティ更新プログラム パッケージの再リリース(表題は自動翻訳)
■Exchange Server 202411月SUに問題が発生?
Exchange Serverの11月のアップデートにおいて、トランスポートルールが一定時間後に停止するという問題が確認されたとのことなので、もし稼働中のオンプレミスのExchange serverがあったらSUの確認を必ず実施してください。そして、その対処のためにSuv2という形で修正版がリリースされていますので、これから対応される方はこちらを当てましょう。
なお、SUv1についてはKB5044062をSUv2についてはKB5049233をご確認ください。
■対応方法は?
今回、問題発生環境の場合は上書きでSUv2を適用すればよいとされていますので、下手にロールバックするよりもまずはSUv2を適用してみましょう。コールドスタンバイ状態での運用であっても双方ともにアップデートはしているでしょうからまずはMicrosoftが解説しているとおりの対応を行い、そのうえで問題が継続する場合にロールバックするというのが今回については正解といえるでしょう。なお、今回SUv2については一部機能追加というか修正もあれているので、SUv1で問題ない場合も上書きが推奨されています。
最近のMicrosoftのアップデートは不具合発生後はロールバックではなく上書きが正解という場合がほとんどなので、このあたりも最新の状況をしっかりつかんでおくというのが大切になりますね。
■まとめ
今回はExchange Serverの2024年11月SUの不具合とアップデート版のリリースについてお話いたしました。Office Server系は「いいところで止めておく」運用から「常に最新状態を保つ」運用へすっかり考え方が変わっているので、運用担当の方は今一度ご自身の周りの運用ポリシーを見直すべき時期にきておりますので、ぜひご検討をオススメします。なお、弊社のクラウドアウトソーシングサービス「仕ご丸」・ICTサポートプランではMicrosoft 365に古くから関わっているコンサルタント・エンジニアがアップデート情報提供も含めた、設計導入から運用アドバイス、運用サポート・代行なども行っておりますので、ちょっと助けてほしいという企業様からのお問い合わせお待ちしております!