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Windows Server 2025が自動でアップグレードされてしまうお話

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※Microsoft ウェブサイトより
Windows Server 2022 および Server 2019 が予期せず Windows Server 2025 にアップグレードされました(表題は自動翻訳)

■発生している現象

 先日ご紹介したWindows Server 2025なのですが、2019もしくは2022からはインプレースアップグレードが可能であるということは最初に発表されていたのですが、どうもこれがWindows Updateで自動適用されてしまうという現象が確認されたというのが今回のお話です。とはいえ、すべての環境で発生したものではなく、アップデート管理をサードパーティー製ソリューションで管理している環境で発生が確認されており、今は軽減策が実施されているという内容です。

■原因は?

 詳細は公開されていませんが、最近のマイクロソフトの傾向としては、以前のように「大型・大規模、多大プロセス数」の更新ロジックではなく、通常のアップデートパッチと同様の動き・ファイル容量でアップグレードも実施できるように対応してきているところがあります。発生条件としてサードパーティーの管理ソリューションが入っている場合となっているので、ソリューション側の誤認識、もしくはアップグレードパッケージを除くというチェックを別途しておかないといけなかった(見分けがつきづらいので)というソリューション自体のアップデートとあいまって今回のような状況が発生したというのが想定される原因というところですね。

■アップグレード管理の考え方

 今回の問題が発生したことはもちろん大変な事態ではありますが、サーバー管理者としては事前に情報を掴み、自社が運用している環境を再度調査しておき、できるだけリスク少なくアップグレードを行う準備を常にしておくということが今後のスタンダードであると教えてくれているともいえます。最低限最低限という運用はもう時代遅れというところですね。

■まとめ

 今回はWindows Server 2025にて自動でインプレースアップグレードが行われしまうという告知についてお話させていただきました。最新情報の取得や運用の見直しはいまからでも遅くないので早期に着手されることをぜひオススメいたします。なお、弊社のクラウドアウトソーシングサービス「仕ご丸 for ICT」での”ICTサポートプラン”ではアップデート情報提供も含めた、設計導入から運用アドバイス、運用サポート・代行なども行っておりますので、ちょっと助けてほしいという企業様からのお問い合わせお待ちしております!