※Microsoft公式ブログより
Exchange Server 2016 および Exchange Server 2019 のサポート終了(表題は自動翻訳)
■Microsoft Exchange server 2016/2019は2025年10月14日でサポート終了
Microsoft製品は一定期間サポートすることをキチンとロードマップで提示しながら、最新バージョンへの移行の計画を立てやすく案内してくれています。(これは本当に)。なお、Microsoftはバージョン固定で内部をどんどん変更しているxaaS(エックス・アズ・ア・サービス)的なアプローチをしていた時期もありましたが、結局バージョンを区切って、セキュリティーリスクの大きいハードウェアを切り捨てるという方向へ舵を切って数年(Windowsもですね)ですが、ことExchange serverについてはちょっと方向性が違うようです。今回バージョン2016と2019を一気にサポート終了し、Exchnage server SEに集約させるという方針で進むようです。
■Exchnage server SEって何?
ある意味で「xaaS」的なものへの回帰ともいえますが、Exchange Server SEは「Exchange Server Subscription edition」というバージョン名(年号)を持たないサブスクリプション型のサーバープログラムということになります。メインコード含めてサブスクリプション型で契約した顧客のみに随時最新のプログラムを提供するという買い切り型はもう提供しないという新たなステージへ進んだものとも言えます。発表が2024年5月だったのでそろそろ移行について言われるかなぁ?というタイミングで今回の告知がされているというわけですね。
■では実際のアップグレードパスは?
いつもながらなのですが、最終バージョンの最終CUが当たっているサーバーであればそのままインプレースアップグレードができるという案内になっています。それ以外の場合は2016についてはレガシィアップグレードパスがありますが、基本的に2019CU15までアップグレード後にインプレースアップグレードをすることを推奨しています。2016サーバー管理者はどちらにしてもリスキーなので、もしまだなにも準備ができてないということであれば早急にアップグレード計画を立案し、実行するスケジュールを立てる必要があります。現代でメールサーバーのセキュリティーサポートが切れている状況は無防備に銃弾の中に飛び込むようなものなので、あらゆる方向から考えても「やらねばらならない」状況であることを認識しましょう。ちなみにどうしてもオンプレミスでないと!という方以外はオンラインへの移行のほうが結果スムーズで速い可能性があることは記載しておきますね。
■まとめ
今回、まだまだ多くのオンプレミスサーバーが稼働しているExchangeについてサポート終了と、オンプレミスにおいてもサブスクリプション型への移行が行われること、さらに猶予は残り少ないので至急アップグレード・移行計画が必要であることをお話してきました。大手の企業においてはすでにMicrosoft社からの案内で対応済みであったり、最終フェーズかもしれませんがなんとかく運用していたというような中小企業であれば「えっ!?」ということもあるかもしません。そんな方には弊社のクラウドアウトソーシングサービス「仕ご丸」・ICTサポートプランにて今回のExchange移行プランの策定から移行作業サポートなども行っておりますので、ちょっと助けてほしいという企業様からのお問い合わせお待ちしております!
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