AdobeStock 365865004 scaled 1

「言語化」してみよう

おはようございます。漬け物です。

前回、不安には「言語化」がよいという話をしました。
今回はその言語化のやり方をご紹介してみます。

言語化とは、「他の人にも伝えられる状態にする(可視化ともいう)」ということです。

VUCAな時代に、自分自身が漠然とした不安を持っている。
不安に思う理由は何だろう?

例えばお題を「今の仕事が、自分の将来に役立つかわからず、焦り・不安がある」にしてみましょう。
あなたは若手として、毎日上役の人の会議に出て、何となく議事録を取らされているとします。
ちょっとした雑務を任されたり、飲み会の幹事なども頼まれたり。
もっと大きな成果の見える仕事がしたいのに、こんな地味な仕事ばかりをやっていて、自分は10年、20年後どうなっているだろう。自分の道は正しいのか、キャリアに漠然とした不安がある。

こんな不安は、タイパを求める若者のみなさんには、よくある話ではないでしょうか。
この不安の根っこを言葉にしていくのです。

まずは、具体的に何を見て、何を感じているのか、自分自身の声に耳を傾けてみる必要があります。
「いつ、どんな場面で、何に、どんなことを思っている?なぜそんなふうに思った?どこが自分にとって不安要素に見えているのだろう」と、徹底的に自問自答するのです。

自分一人で難しければ、他の人に質問してもらうのも良い方法です。
プロにコーチングしてもらうのも良いでしょう。

コーチングは、自分の持っている問題を深掘りするのを助けてくれるもので、コーチがあなたに寄り添いながら、あなたの視点をいろいろ切り替えながら、答えを探す助手をしてくれます。質問が浮かばないというにはおすすめですよ。
まずは自分の目線で出し尽くしましょう。

次回は、ものの見方にチャレンジします。