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熱で倒れた話

このコラムは壮大な地続きのストーリーですので、前回のまでの記事を先に読んでいただくと流れがわかりますので是非どうぞ。

吉井(ロビン)千博の記事


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 2024年お正月。

 社を挙げての新規事業参戦イベントを行いまして、予想を超える大盛況に終わりました。私の趣味の延長であるカブトムシ・クワガタのイベントです。

▢ 詳細は後日!▢

 今回は、このイベントに情熱を投入しすぎて謎の熱に倒れた話です。

 年末年始の休みを3日ほどいただきまして、イベントに臨んだのですが、変に休んじゃったのが行けなかったのでしょうか。この数十年、お正月をしっかりと休んだ記憶が無いもので。

 39度を超え、40度にはギリギリ行かないラインで、5日間熱が下がりませんでした。

 これまでの経験上、いいとこ3日も経てば高熱は下がるはずなのに、5日目を迎えるとさすがに若干の恐怖を感じました(笑

 一応検査はしましたが、コロナでもインフルエンザでもない。

 鼻水はほぼなく、咳が止まらないという症状で、くちにできるのはゼリーやヨーグルトと水分だけでした。いや〜本当に参りました。

参ったついでにいいことがありました。という話です。

 今回の強制的安静は、自分が望んで行なうインプットという作業が5日間止まったわけです。何分、体を起こすのはトイレと薬を飲むときだけ。横になっているだけなのにしょっちゅう寝返りを打たないとやってられない。

 そんな感じです。

 しかも、解熱剤を飲んでも良くて37度後半。その後猛烈な寒気にあい、39度へ戻る。この繰り返し。

 熱が下がり始めた6日目。

 仕事にもまだ集中できないので、溜まっていたドラマやアニメを見始めました。

 そうしたところ、とにかく涙が止まらない。

 主人公の心情を表すための、後ろ姿や、足元のワンショット。

 セリフのない間。これが、グイグイと脳みそに入ってくるわけですよ。そして主人公の

 決めセリフで号泣。。。

 いつもなら、「ほーん。そんな演出もいいね。」なんて上から目線で分析などしちゃっている自分が居るのですが、インプットに餓えていた脳みそは分析どころじゃなくて、ドラマの中に没入しちゃうのです。これまでに無いくらいの没入感は、一つ一つのシーンがまるで自分がその場で見たワンシーンかの様に心を揺るがすし、揺さぶるし、もうやめてくれ!!と言わんばかりに脳内に入ってくるのです。

 いやー泣いた泣いた。

 自分はいままで、朝にサンボマスターやバンプオブチキンなど聞くと、涙が出るタイプなのですが、たったの8時間くらいの睡眠でも脳みそがリセットされているのに、今回は120時間のNOインプット。

そ りゃあパンチ力あります。

 仕事柄、インプットとアウトプットの連続なもので、おそらくは結構なレベルの不感症になっていたのだと思います。こんな経験はいつぶりでしょうかね。

 これを毎日起こせると、どんな感動的な人生になるのかな。

 ということで、VIVANTは日本人なら絶対見るべきですね。