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続:令和の虎、必勝法。

このコラムは壮大な地続きのストーリーですので、前回のまでの記事を先に読んでいただくと流れがわかりますので是非どうぞ。

吉井(ロビン)千博の記事



 前回に引き続き、必勝法の解説を足して置きたいなと思いまして。

 これは普段からのコミュニケーションということも踏まえて、補足しておきたい事になります。補足というより、自分がこんな人はうんざりする。という話です。

前回の 2)聞かれたことに明確に応える能力

という部分です。

 あなたの周りに、ただただ話の長い人はいませんか?落ちのない、一体何の話を聞かされているんだ?という人です。例えば、「明日空いてる?」というこちらの質問に対して、「空いている」か「空いていないか」で応えるだけの簡単な質問をします。

 これに対し、「いや〜最近仕事がめっちゃ忙しくてさ〜、夜も全然寝れなくて、朝起きるのつらいのよ〜。こどもも夏休みで家にいるもんだからすげえ話しかけてくるし、自分の休みがあるのか無いのかわからないんだわ〜。だから空いてるかどうかわからないんだよね〜。」

 「で?」ってなりますよね。

 これ、聞いていることに答えてないですよね。

 あなたはやっていませんか?

 私はやってました笑

 人は言葉を発するときに、「前提」が存在します。

 では「明日空いてる?」の言葉にはどんな前提が存在しますか?

 明日空いていたら、一緒に遊びに行こう。なのか、お願いしたいことがあるのか。その前提を確認してみてはいかがですか?「空いているけどなにかあった?」「伝えたい内容によっては空けられるけど?」「ごめん!明日は午後がNGだけど午前ならOKだよ!」相手の前提と、自分の口から出てくる回答に対する「前提」をすり合わせましょう。虎からの質問にも「前提」が存在します。

「年間の売上は◎◎円となっていますが、5年後はどのくらいになりそうですか?」

という質問なら、どんな前提が潜んでいるでしょうか。

→事業の発展性を確認したい

→リターンの確実性を確認したい

→今後の展開は考察しているのか知りたい

 などが存在しているはずです。

 いいですか?

 相手の言葉には前提が存在しています。

 上司からの言葉、妻からの言葉。

 家に帰ってすぐ奥さんから、

 「あなた。昨日の晩はどこに言ってたの?」

 さあ、どんな前提があるのか考えてみましょう!