デジタルツールファクトリー「仕ご丸工房 – SGMR Factory」

デジタルツールで仕事を丸っとラクにする!

カタログスペックに騙されないお話

Gotoです。

インターネット官報より

https://kanpou.npb.go.jp/20231222/20231222g00269/20231222g002690060f.html

インターネット官報より引用

 Wi-Fi 6Eも先ごろ解禁されたイメージでしたが、ついにWi-Fi 7も法改正されて解禁となりました。規格としてはIEEE802.11beが対象となり、320MHz以下の帯域で320Mbps以上の通信が認可されました。

 まぁ、ここで言われているのは「規格として定義されている高速通信を行うことを認めるよ」というもので、いわゆるカタログスペックの解禁とでも言っていいのではないでしょうか?電波というのはどうしても有限な容量と干渉という要素があるのでカタログスペック通りの数値が実利用フィールドで計測されることはかなり少ないというのが前提ですが、1:1であったりすればかなり近い数字がでることもありますし、そもそもカタログスペックが低いより高いほうがいいというのは当たり前なので、解禁されること自体は大歓迎というわけです。

 しかし、Wi-Fi7対応のルーターなどを導入すればすぐに快適で高速な通信ができるのか?という話になると、ちょっと状況が違います。通信は送信する側と受信する側双方が同じ機能や情報をもっていないと通信が成立しないという大前提があります。送信側がWi-Fi7対応でも受信側がWi-Fi6であればWi-Fi6までの通信しかできませんし、その逆もしかりです。

 ですので、スマートフォンなどが対応してくることや、各種機器がハードウェア的に対応しない限りこのカタログスペックが実現することは永遠にないという話に着地してしまします。

 こうなってくると、じゃ家庭用ルーターは新しくしないでいいじゃないか!となりそうなものですが、そこは別の要素が入ってきます。家庭用であってもルーターはコンピューターと同様にOSで制御されており、さらに通信の要となる機器ですので、脆弱性があったりすればセキュリティー上の危機にさらされたりすることもあります。ですので、できるだけ最新の機器に入れかけていくのはセキュリティーの観点からとても大切なことなのです。

 とはいえ、その際にカタログスペックが最上位のものでないと!となるのはまたこれもちょっと違う訳です。規格やスピードよりも実は同時接続可能台数のほうが実用上は重要なパラメーターだったりします。多くの通信機器が自宅にある方は特にここを気を付けてルーターを選ばれるとトップスピードは少し劣ったとしても、快適な通信環境が手に入る可能性が高いからです。ですが、このようなパラメーターはなかなかすぐわかるところには書いてありませんので、ウェブサイトの情報などもよく調べてから購入されることを強くオススメいたします。

 本日はWi-Fi 7の解禁に伴って、トップスピードなどのカタログスペックがアピールされるであろう今後に向けて、実は見るべき要素についてお話させていただきました。何かの参考になれば幸いです。

 

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