Gotoです。
YouTube Premiumユーザー向けにゲームが遊べる機能
PC Watchより引用
なんでもかんでも「サブスク」という流れから「選べるサブスクを目指す」という定着期になってきた昨今ですが、Amazonプライムしかり、本日ご紹介するYoutube Premiumしかり「価格に見合った価値を」というところにトライしているというお話を少々。
Youtubeが広告モデルで運用されていることは周知の事実であり、これらを回避しようとするユーザーがいるもも事実ですが、そもそも営利事業であり、慈善事情ではないので、広告を見たくないのであれば然るべき課金をするしかないという流れ自体はとてもよいことだと私は考えております。
一時期のフリーミアム路線は正直ビジネスとしては不成立になる可能性がとてつもなく高いものだったので、「価値あるものに対価を払う」という当たり前の状況に巻き戻っていること自体はとても歓迎されるものです。さらに、その対価に「おまけ」的なものが付与されることで更に価値が高まり、継続率が上がるというのもよい方向だと考えます。
運用サイドからみると、サブスクリプションモデルによる月額収入が随時入ってくるというのはサービス維持にとってとても大きな要素であり、さらにユーザーにとっても常に最新が手に入るというところでWIN-WINであると考えるのが普通ですが、買い切り型を好むユーザーが特に日本は多いこともあり、まだまだ長期運用サービスの土壌が出来上がってないともいえますが、ソシャゲの普及もあり、あと5年もすればもっとサブスクリプション型が当たり前になってくるでしょう。
運用側はとにかく継続して使ってほしいという想いがある中で、ユーザーも多くの価値があればより契約の意欲が湧き、さらに継続したくなるというのがある中で、今回Youtubeはゲームコンテンツを試験的に導入してみるという流れを作りました。
個人的には広告カットだけでも十分な価値であると考えておりますので、ゲームを皮切りに付加価値が増えることは歓迎することはあっても、批判する要素は全くありません。
これらのお話は自社でサービスを設計し、運用する方々にも大変参考になる事案です。どういうサービスが支持されているのか?は常にアンテナを張り、知っていくというのがとても大切になります。
本日はサブスクリプション型モデルの付加価値追加についてお話いたしました。