Gotoです。
「X(旧Twitter)」に新有料プラン「プレミアムプラス」と「ベーシック」が登場
ケータイwatchより引用
スーパーアプリ「X」に2つの有料プランが登場したそうです。プレミアムプラスとベーシックの2つで、プレミアムプラスは加入すると収益化と一部画面での広告非表示が提供されるが高額なプラン、逆にベーシックは青マークがつかないが、ちょっと便利に使えるというものだそうです。
この課金を推奨していくスタイルはXになったときからなのですが、課金情報を掴む=個人を特定できるというスーパーアプリにとっては生命線とも言えるポイントになっていることと、激減している広告収入を少しでも補う意味でこのようなプランが展開されたと読むのが自然でしょう。
そして、先より言われてきた完全有料会員化もそう遠くない未来であると言えるでしょう。その際に一般ユーザーが激減することは言うまでもないでしょう。正直そこまでXがないと困るポス廃であればすでに有料プランを購入しているでしょうから。
こうなると他SNS勢がどうでるか?が楽しみなところですが、Theredsはリリース以後はあれこれと改善を図っておりましたが、ここのところ見ているとインスタグラムのサポートタイムラインのポジションで一旦落ち着いてしまったようにも見えますし、Blueskyはいぜんとしてパブリックプレビューの域を出ません。
超個人的にはやはりインスタグラムベースのThredsに期待したいところです。metaはfacebookでのスーパーアプリ化の大失敗を知っているだけにXがどこかで破綻モードになるのを狙っているようにも見えなくはないですが、ハッシュタグや検索はやはりシステム的な負荷が大きいと見込んでいるのかなかなか実装されてきません。さらにAPIについてもなかなか足が遅いところです。
BlueSkyもThredsも分散ネットワークプロトコルに準拠といいつつ、このメリットをまだ活かせていないという現状もあり、どれが覇権をとるのか?という面についてはもうしばらく様子を見る必要がありそうですが、XがTwitterに戻ることはなく、イーロン・マスクが望む金融を中心としたスーパーアプリに徐々に変化していく中、ユーザーの取り合いが始まる1年が来年になるのかもしれませんね。実際、人が多いから広告収入が増えるという構図なわけで、metaとしてもインスタグラムのほうがfacebookよりも筋がいいことはデータとしても知っているところですから、どこでしかけてくるか?がポイントになりそうです。