Googleさんもパスキーを標準化というお話

image 1

Gotoです。

image 1
Google Safety Centerより

The simplest, most secure way to sign into your accounts without a password

https://safety.google/intl/ja/authentication/passkey/

Google Safety Centerより引用

 すっかりIDMのセキュリティ対策の1番手となったパスキーですが、ついにGoogleアカウントも標準としてパスキーを採用することになりました。パスキーについては別の記事で詳細に説明させていただきますが、極簡単に言えばパスワードレスを実現するための最も安全な方法と言えます。

 このパスキーへの対応なのですが、弊社提供中の社労士向けクラウドサービス「DEMO for 社労士」も今冬に対応予定なのですが、既存システムに対応させようとするとそれなりの手間とテストの時間が必要なることを実際の開発を通じて痛感するところです。

 ですのですべてがパスキー対応になるにはまだまだ時間がかかるでしょうが、最初にお話したとおりパスワードレスを実現するための最も安全な方法ですから、メジャークラウドサービスは続々と対応しているのがその仕組みの素晴らしさと言えるのではないでしょうか?

 実際、パスワードを使うのはパスキーを発行する際だけなので、パスワードが完全になくなるわけではありませんが、利用する頻度はぐっと減ることは間違いないです。

 なお、今回Googleはパスキーをオプトアウトできるようにもしており、あくまでユーザーに利用が委ねられています。それでもここをご覧の皆様であれば、サイバー犯罪の高度化については説明するまでもないところですから、ぜひご自身のGoogleアカウントにも早急にパスキー適用をオススメ致します。