Google chatのデザインが変わるお話

image 6

Gotoです。

image 6
Google Workspace Updateより

Differentiate messages better with additional modernizations in Google Chat

Google Workspace Updateより引用

 ここのところ、Googleがマテリアル3デザインへと各プロダクトのデザインを変更しておりますが、これもその一環ですね。チャット画面の認識をよくしようという試みで、実際使ってみないとなんとも言えませんが、慣れていけばよいかんじで使えるのでは?というところですね。

 最近、スペースのトピック括りがなくなり、サブスレッド型になったことで多くの混乱が生まれているようですが、あのサブスレッド型ももう少し改良してくれたらなぁというのが正直な感想です。

 サブスレッド型が悪いということではなく、どうしてもメインスレッド上で会話が積みあがる傾向にあるので、サブスレッドに気が付かないということが多く発生します。これはアイコンでの未読表示などが細かに改良されていますが、もう少し実使用におけるフローに合わせてあげればよいかんじいけるのではないか?と個人的には考えております。

 批判も多いですが、Googleがスペースでやろうとしていることは理屈としておかしいわけではありません。起点となるトピックがメインスレッドにならび、派生の話題はサブスレッドにまとまる。理論上はとても優れたコミュニケーション設計ですが、実態のコミュニケーションがそれと一致しない部分があるというのが現状のユーザーの戸惑いを生んでいるのではないでしょうか?

 フラットオープンコミュニケーションからサイロタイプクローズコミュニケーションへ回帰しているように、ビジネスコミュニケーションでは範囲が広すぎる弊害のほうが大きいというのが現時点の私の見解です。このあたりはまた別の機会にお話するといたしましょう。

 本日はGoogle chatのデザインが変わるというお話でした。