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Windows 11 バージョン 21H2が間もなくサービス終了というお話

Gotoです。

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窓の杜より

Home/Pro版「Windows 11 バージョン 21H2」は10月10日で終了、後継版への移行を

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1528517.html

窓の杜より引用

 そろそろこのイヤーバージョン展開も終焉しそうですが、Windows11の21H2が2023年の10月10日でEOSになります。基本的にあえてここでアップデートを止めているユーザーは非常に少ないと考えられるので影響は少なそうですが、ギリギリまで粘っているユーザーは自動更新がかかるので注意しましょう。

 さて、この「あるバージョンで固定して運用する」という考え方ですが、少しまえにもお話したとおり、すぐにその考え方を捨てるべきと言い切れます。なぜなら、脆弱性は日々発見されており、常にアップデートしていてもゼロデイと言われる潜んでいる脆弱性から被害が発生するということも珍しくないからです。

 常に危険だからアップデートが必要ない!という無謀極まりない意見も目にしますが、いくらゼロデイがあるからといって、既にわかっている脆弱性をアップデートふさぐことができるのであればリスクの総量が減るというのは当然の話であり、自身のPCの安全を少しでも高めておきたいとするならば、常に最新のアップデート状況にしておくのはPCを利用する上で当たり前ともいうべき対応になるのです。

 不具合が心配という声や、アプリが動かないという声もありますが、それが原因で被害が発生していいのでしょうか?なによりデータや金銭的な被害が発生しないことをビジネスシーンであれば最優先に考えるべきです。これをないがしろにしている社内システム担当者がいるならば、いますぐ対応を改めてさせたほうがよいと、1コンサルタントとしてここに記しておきます。

 Microsoft社もサポート期間はきっちりと対応を行ってくれるので、ギリギリまで使用することは選択肢ではありますが、ここまでお話したとおり、リスクよりメリットが大きい常に最新という環境をデフォルトにビジネス作業環境を整えることを強くオススメいたします。