Gotoです。

「コルタナ」は2023年後半以降(ほぼ)終了 ~新しい「Bing」や「Copilot」で置き換え
窓の杜より引用
AIアシスタントブームの最中にマイクロソフトが押し出した「コルタナ」が新たなAIブームの中であっさり引退していくという、いかにもマイクロソフトらしい展開になんとも複雑な気分になる筆者です。いつもそうですが、マイクロソフトはブランドの使い分けや維持が本当に下手というか、そもそもブランディングが下手というか。なにもかも思いつきなのか?と邪推するぐらい作り出したブランドをしっかり育てることもせず、買収したブランドも買ったときがピークという事案を繰り返しています。
今回もOpenAIの「ChatGPT」へ出資する形で、完全に人の船に乗り込んでいくスタイルで自社ブランドを捨てていくというマイクロソフトらしさ全開の展開なのですが、正直、マイクロソフトがWindowsをまだまだ主戦でありもう一度お金が稼げると再認識したうえで、とりあえず今、ウケそうなものを詰め込み、定期アップデートで煽っていくという20世紀スタイルへ回帰しているのは、それだけユーザーが旧来のやり方のほうが安心するというマーケティングの結果かもしれませんが、そろそろユーザーにもそのあざとさがバレてきていると感じています。
もうWindowsでなければとか、macOSでなければとかが薄れてきていることは以前のお話いたしましたが、その流れがここから5年~10年でさらに加速することが予想されます。ChromeOSのようなシンプルOSがついに主流になることも可能性が再浮上しているところでして、ハードウェアを切り捨て新しいものを押し付けるマイクロソフト20世紀スタイルがどこまで通用するのか?は注目されるところです。
Windows11もろくに普及していない中、Windows12のリリースが迫っているタイミングで、Windows10のサポートが終了するといういつものパターンかという状況の中で、どのぐらいWindowsユーザーが残っていくのか?はビジネスシーンでのPC活用でもよく見極める必要があると考えております。
このような流れが早い中でコルタナがフェードアウトしていくという事案が重なり、プロダクトの使い捨てについて改めて考えてしまう事案でした。