Gotoです。
Google Workspace Updateより引用
Google Chatがリリースされ、Speaceも追加されたりとやっとGoogleのビジネスコミュニケーションツールが形になってきたなぁと日々感じておりましたが、このSpaceを管理する方法が追い付いていませんでした。ついに「Spaceの削除」や「Spaceからのメンバー削除」を管理画面で行えるようになりました。
エンタープライズソーシャルネットワークが流行した頃に、どうやってコミュニケーションスペースの治安を維持するのか?という話題は相当盛り上がったのですが、Slackを筆頭としてサイロ型へ移行が進んだことで全体管理は後でいいかな?という流れもあったのは事実です。ですので各社どうにも管理機能が後回しになっていたところ、Googleはやっとしっかりと管理を搭載してきました。
このSpaceの整理や特定ユーザーの削除はある意味で最終手段とも言えるものですが、管理者がこれをできるのとできないのとでは状況が全く異なります。全体把握や問題発生時の対応など手段は多いほうが管理はしやすいという原則にのっとれば、今回のアップデートは管理者からすれば「やっとか!」というものに他なりません。
治安が安定しているからこそ、コミュニケーションは活性化するという原則に立ち戻り、一度社内のSpaceを見直してみるよい機会かもしれませんね。