Gotoです。
スクエニ、AI相棒と事件捜査できるADVゲームのデモを無償公開も、現時点ではAI削除
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1495869.html
PC Watchより引用
そんな仕様だったと知っている人がもうどれだけ残っているかという、インターネット老人会案件である「ポートピア連続殺人事件」のオリジナルインターフェイスを昨今はやりのChatGPT的なNLUを搭載して自然な会話をしながら事件を解決していくというテクノロジーが当時の制約と融合するというアツイニュースが飛び込んできました!と思ったらなんとAIの制御がしきれないという理由で一旦NLU要素を除外してリリースされるという物凄い事態が発生しております。
そもそもオリジナルのポートピア連続殺人事件は、まだGUIが普及する前のコンピューター環境でアドベンチャーゲームを実現するべく、コマンドをすべてキーボードで打ち込むというマウスもない時代の制約の中から生まれたインターフェイスでした。(その後のファミコン版ではコマンド選択式になったのですが)その後何度かのリメイクではファミコン版をベースにしたものとなっていましたが、今回ついにAIの進化をすけてオリジナルの要素が復活したというのが経緯です。
しかし、決められた正解のテキストを判別するというオリジナルのシステムとは違い、曖昧な会話であっても正解のテキストに近ければOKとしたり、受け答えを毎回生成しようとしたり見た目は同じでもやっていることは次世代のアドベンチャーゲームの実験ともとれる内容で密かに期待していただけに、不完全な状態でリリースせず、AIを搭載した状態で出せるまで今一度チューニングをしてほしかったなというのがインターネット老人会の一人としての意見です。
もちろん、今回のプロダクトはあくまで技術デモとして公開されているという背景があるので、人口無能状態もなにかデータが取れるという意味ではよいのでしょうが、期待したインターネット老人会の期待としてはなんだかとてもがっかりな状況です。とはいえ、今後改善されていく可能性はありますので、またなにか動きがあればお伝えしたいと考えております。
本日はあのポートピア連続殺人事件がAI搭載で生まれ変わったけどまだ期待外れだったというお話でしたが、こういう新しきと古きの融合ってもっと見て見たいなと感じませんか?