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予定調和がきらい

このコラムは壮大な地続きのストーリーですので、前回のまでの記事を先に読んでいただくと流れがわかりますので是非どうぞ。

吉井(ロビン)千博の記事


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タイトルにある予定調和。

本来的な意味としては哲学者であるライプニッツが提唱している
神学的原理の話ではありますが、
ここで言う予定調和とは仕事をしている中で出てくる、い
わゆる大人たちの起こす【予定調和】がどうしても馴染めないとうお話です。

大人たちの会議では、
本日の議題がありそれについて話し合いがされるのだけど
今日話しますよ〜って言っておいて
多くは根回しが完了しており、異論が無く終わる。

その根回しに参加していなかった人間が、
確認や異論を唱えるととたんにその空間の空気が歪み、
手を上げた人間が邪魔者家のように扱われたりする。
もっと言うなれば、普段はフランクに名前を呼び合っているのに、
「会議」となると急に役職をつけたり、
やれ座る場所がどうとか、案内状は出ているのか。となる。

あのね。。。

肩書も名前もある意味記号なんですよ。

キレイにその方の名前を呼んだり、美辞麗句を並べても、
腹の中で「こいつは使えないな〜」なんて思っていると伝わるんですよ。

逆に、きれいな言葉を使えなくても、その方へのリスペクトや尊厳があれば、
心からの情熱や想いは伝わるのです。

コンビニのレジを思い浮かべて見てください。

店員さんは指導された言葉とおりに接客対応します。
発している言葉は全く持って同じなのに、
いい雰囲気の店員さんとそうじゃない店員さん。
感じるものありますよね?

それは、目線だったり笑顔だったり会釈だったりで感じているのもので、
ただその奥には本当にお客様に伝えるありがとうという言葉がそこにはあります。

話を戻します。

結果、何が言いたいかといいますと、
決まっていることなら会議じゃなくて報告にすれば?

書類だけに肩書をつけなきゃならないなら、その人は普段何してるの?

って話ですよ。

とはいえ、予定調和で終わる映画に感動はさせられちゃうんだけど、
そこにはハートがあります。情熱ですね。

みなさん。情熱を忘れずに生きていきましょう。