Gotoです。
パッチの適用でWindows 11が起動不能に、サードパーティー製UIカスタムアプリが原因
窓の杜より引用
Windowsのアップデートポリシーが一体どういうことになってるの?
と混乱したままのWindows11界隈ですが、
Windows11 22H2に対しての「大規模アップデート」として発表された内容が以下です。
タスクバー検索に「Bing」のAI ~「Windows 11 2022 Update」2度目の大型アップデートが発表
窓の杜より引用
この大型アップデートにあたるのが、「KB5022913」の番号がついたアップデートであり、
このアップデートと一部インターフェイスカスタマイズサードパーティーアプリが問題を起こし、
起動不能になるというのが今回のニュースです。
まずですが、やはりインターフェイスカスタマイズ系は本来手を入れてはいけない領域を改変して、
旧来のインターフェイスを実現していたことが今回明らかになったわけで、
この後もこのような問題が発生する可能性は高いです。
趣味用途であれば個人の自由ですが、ビジネス用途では絶対に避けるべき内容であることを、
先に申し上げておきます。
さて、このような問題を引き起こすほどシェルに大きく手を入れた大型アップデート。
詳細は先のリンク先を参照いただくとして、あくまで個人の感想ですが、
なんとも迷走しているなぁというのが第一印象です。
先ごろ話題になったChatGPT対抗のAI Bingへの導線をWindowsに持たせるというのは、
まぁ、ベンダーがユーザビリティを高めるための施策して理解できますが、
一度捨てたはずのウィジェットをまたも拡張方向にもってきているのが、
どうにも不思議でなりません。
しかも現時点のWindows用ウィジェットは使いづらく、
そもそもウィジェットとしてなにかのアプリケーションを小型表示するという
用途があまりなくなってきている中で、
マシンパフォーマンスを使うだけのこの機能を拡張してくるのは
どういう目的なのかちょっと不思議です。
だいたいにしてセキュリティー問題で以前のウィジェットは捨てたはずなんですが?
Windows11自体が「マイクロソフトの都合による、マイクロソフトのための、マイクロソフトがやらざるを得なかった事案を詰め込んた結果」であり、その上で「とにかく我々が考えるものが最良であり最善だ」といういつかの自動車会社のような機能の詰め込みを続けています。
あえていいところといえばメモ帳がタブ化されたことや、Snipping Toolで録画ができるようになったことですが、これはあくまでアプリのバージョンアップであって、OSは関係ないところです。
アップデートポリシーもアップデート内容もどうにも「マイクロソフトの都合」
が詰め込まれている現状のWindows11。
セキュリティー観点でこれを使うしか選択肢がないですが、
もう少しシンプルにセキュリティーを高まる施策を重視してほしいなと考える私でした。
皆様はWindows11に対してどういう印象でしょうか?
機会があればぜひ伺ってみたいところです。
本日はWindows11の大型アップデート絡みのあれこれをお話いたしました。