Gotoです。
たまにはマーケティングのお話を。
先ごろ、Twitterがサードパーティークライアントを禁止した後、
今度は無償APIを廃止するという決定を急遽行いました。
ここで困ったのは実はSNSを使ったマーケティングの精力的行っていた企業です。
Twitter単体でも多くのユーザーに商品やサービスを告知するのに有用ですが、
無料APIを使った抽選システムや分析・投稿予約システムを
最大限に活用してきた企業は実はとても多いのではないでしょうか?
API絡みかは不明ですが、企業公式アカウントが突然フリーズされる現象も確認されており、
この原因が無償API停止にともなう、トラフィックの多いアプリケーションと
連携していたアカウントが対象だったとも言われています。
※これについてはいつもどおりTwitter社から発表がありませんので、
こういう話もあるというぐらいの認識でとどめておきましょう。
不特定多数のユーザーに手軽で低コストな施策を実行できる
TwitterというSNS基盤はここのところのマーケターの主戦場の一つだったわけです。
それがサービス元の方針転換により一気に窮地に陥りました。
キャンペーン支援や分析、自動投稿にはコストがかかるようになり、
さらにそれは安いものではありません。
Twitterマーケティングはローコストが魅力だったのに、
高コストが必要となっては本末転倒な訳です。
今回のTwitter社の方針転換のように、
SNSプラットフォームは良くも悪くも運営会社に委ねられています。
常に今やっていることができなくなるというリスクを抱えています。
なにもSNSに限らず、Google検索一強の現在、
SEO対策にしても一昔前からGoogle様のご意向次第と言われたものです。
とにかく不確定要素だらけの中でマーケターはどうやってユーザーに
自社の特徴や商品の良さを届けていくか?
いまこそしっかりと考えるべきときだと私は考えます。
手法ありきではなく、よいサービス・よい商材があってこそのマーケティング。
そこまで一度戻った上で、今取りうる手段を複数組み合わせて施策を実行する。
今日からでも遅くありません、今一度ご自身のマーケティング活動を見直してみる。
そんなよいタイミングではないでしょうか?
本日はSNSマーケティングのリスクについてお話してまいりました。
何かのお役に立てば幸いです。