Gotoです。
アドビのページ記述言語「PostScript」、ソースコードが博物館で公開
CNET JAPANより引用
PostScriptってなに?って方が大半かもしれませんが、
アドビ社が生み出した印刷用のフォーマット言語とでもいいましょうか?
現在のPDFの原型となった技術です。
それが博物館で公開されるというのですから、なんというか時間が進むのははやいものです。
PostScriptの利点は「線の正確さ、フォントの表現の豊かさ」であると言っても間違いなく、
商業印刷用のプリントコントローラーでは標準とも言える存在ですし、
だからこそ、印刷業界でアドビ製品のシェアが高いとも言えます。
昨今だいぶ変わってきましたが、10年前ならまだだPostScript全盛でしたし、
高価なプリントコントローラーが商業印刷の現場では大活躍していました。
そんな技術が博物館に展示される日がくるとは感慨深いものがあります。
先に触れたとおりPostScriptはPDFという形でより一般的な技術に昇華し、
多くの人に使われるようになりました。
そのPDFも多くの種類が実はあるのですが、それは別の機会に。
時代と共に技術は進化し、新しい体験を生み出していく。
たまにはこんなお話もよいですかね?