Gotoです。
インテル、96%の精度でディープフェイクを検出する新技術「FakeCatcher」
CNETより引用
統計分析の進化ともいうべき現時点AIですが、その産物の一つが「ディープフェイク」です。
違う2つのものを1つとして見せるために、特徴を徹底的に学習し、
もっとも違和感のない結果を導き出す技術ですが、これを検出する新技術がは発表されたようです。
しかし、これもまたAIなんですよね。
ディープフェイクを数多く学習して、特徴を割り出すという。
過去何度もお伝えしておりますが、現時点のAIは蓄積データから、
特徴分析を膨大な量処理することでより精度の高い統計結果を導き出しているだけであり、
過去データにないものや、そもそも指示がなければ計算を行うこともありません。
ですので、完全自立はそんなに簡単ではないというところですが、
素データが膨大になり、分析データも膨大になれば、
限りなく自立知能に近づくかもしれないというのも事実ではあります。
そんな状況の中、騙そうとするAIとそれを暴こうとするAI。
どちらも現時点のAIがいたちごっこをしている図ですが、
この両者が手を組むとどうなるのか?というのも今後出てくるかもしれませんね。
AIの進化は様々な物事を簡単にしてくれる反面、
望まない結果を露見させる危険性も含んでいます。
人間がAIに使われないようにしっかり意識していきたいですね。