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石橋を叩いて渡るお話

Gotoです。

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石橋を叩いて渡るということわざがありますが、
さて、現時点のビジネスシーンでこれは正しいのでしょうか?
そんなお話を少々。

そもそもこのことわざは、石橋といえども決して安全とは言えなので、
石橋を叩いて安全を確認しながら進むという意味で、
ビジネスシーンにおいては「慎重に」「段階的に」「確認を怠らず」
物事を進めるという風に言い換えることができるでしょうか。

たしかにこのやり方は安全です。
しかし、非常に時間がかかるというデメリットも秘めています。

時間をかけてでも少しでもリスクを少なくという場面では、
現時点でも有効な手段ではありますが、
とにかく前に進みながら、なにか起こってもいいように、
装備や対処法を想定しておくという、
少々リスク含みのやり方のスピード感と競うような場面では、
時に劣勢に立たされることもでてくることでしょう。

うさぎとかめのお話では、うさぎの油断が亀の逆転を許しただけで、
油断をしないうさぎは最強とも言えたわけです。

こうして考えるとスピード感とリスク管理はどちらかに振れ過ぎてもダメであり、
実行していく、している物事の特性によりバランスをどちらに振るか?
を考えるべきではないでしょうか?

リスクヘッジ側へ振りすぎることで、
いつまでも物事が終わらないという永遠プロジェクトに突入してしまい、
結果、何も残らなかったという場面は多く目にしております。

いま、携わっている物事はスピード重視すぎませんか?
リスクヘッジを考えすぎていませんか?
この機会に少し見直してみると、
新しい発見があるかもしれませんよ?

本日は石橋を叩いて渡るということわざから、
現在のビジネスシーンの取り組み方をお話いたしました。
何かの参考になれば幸いです。