Gotoです。
Windows 11、バージョン 22H2 の既知の問題と通知
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/release-health/status-windows-11-22h2
Microsoft documentより引用
当サイトでも「Window11 22H2」について検索からたどり着く方が非常に多いため、
改めて情報の取得方法と整理をしてみようと。
なお、筆者は先よりMicrosoft社とは一般の方よりは業務において、
深いお付き合いをしてまいりましたので、状況は詳細に把握していると認識しております。
その上で、年次アップデートについてやリリースサイクルについても
以前書かせていただきましたが、今回はMicrosoft社がユーザーに対して
どのように情報共有をしているか?どのような対応を行っているか?
についてとなります。
結論から申し上げますと、上記のアドレスをご覧いただければ一目瞭然です。
ただし、機械翻訳なので可能であれば英語版(本国版)を推奨します。
なお、Microsoft社はMicrosoft的ICT表現用語や言い回しを多く使いますので、
読み解くには何語であっても慣れは必要ですし、タイムスタンプは必ず確認しましょう。
時に古い情報が上位にきている場合があるからです。
その上で確認された問題・対応中・解決された問題というように、
リスト化されて表示されています。
Macと違い、様々なメーカーから様々な世代のPCが発売されており、
また、ユーザーも様々なアプリケーションを利用したり、
カスタマイズをして利用していることから、
リリース前のテストやデバッグでは見つからなかったものが、
リリース後に送信ログやヘルプへの連絡により判明するということは多々あり、
それを順次対応しているというのがMicrosoft社の現状です。
もちろんセキュリティー的に深刻度が高いものは扱いが別ですし、
OSのクラッシュに関わるものも優先度が高いです。
逆にそれら以外は解決が時間がかかったり、
そもそも放置されたりすることもありますが、
結局、開発リソースは限りがあり、妥協点をどこにおくか?
という問題とMicrosoft社は常に戦っているということがここでわかります。
そういう目線で今回の22H2を見てみると、
クリティカルな問題はだいたい解決された状態と見ることができ、
実際WindowUpdateでは広域配布ターンに入っています。
なお、これも以前にこちらで書かせていただきましたが、
「最新のアップデートこそが最良のセキュリティー環境である」
という時代だということです。
自分のPCは自分で守るしかない。この原則に則れば、
今回の22H2へのアップデートの適切な時期は、
「WindowUpdateで自動で表示されてきた」タイミングとなります。
この自動というのがポイントで、Microsoft社は膨大なログや実施データから、
安全性を確認した組み合わせの端末に自動配布を行っています。
つまり自動配布の段階にあれば安心していいとも言えます。
ソフトウェアである以上不具合はゼロになりません。
しかし、セキュリティーリスクはアップデートにより低減できます。
インターネットとういう広域ネットワークへ接続してPCを利用することが
当たり前となった昨今、古いITの考えは捨てて、
セキュリティーリスク低減第一のPCライフを考えていただければと、
今回この記事を書かせていただきました。
何かの参考になれば幸いです。