このコラムは壮大な地続きのストーリーですので、前回のまでの記事を先に読んでいただくと流れがわかりますので是非どうぞ。
大好きな輸入車の営業は1年半で辞めた。
知人の付き合いで入社した葬儀社は10年間勤めた。
大好きな映像のしごとは今年で17年目になる。
葬儀屋って死体を触るんでしょ〜。う〜ん、大丈夫だと思うけど。
そんなノリで入社した葬儀という仕事は
好きな車屋さんの7倍近くの期間を過ごせたのはなぜだろう。
営業も行うが、同時に施行も自分が担当する葬儀社。
輸入車同様、待ちの仕事。毎回違うお客さん。
でもそこには、大きな違いがあったのです。
私が勤めた葬儀社には愛がありました。
故人を送るために、親族へ最後の最高の時間をどう過ごしてもらうか。
お前の任務は、そのために喪主さんの望むことを引き出し、
お前自信が叶えることなのだと教わりました。
しかし待っていてもお客様は来ない。
うちのサービス、お前の持っているサービスは最高だが、
お客様が手にとってくれないと、それは意味がない。
真剣に届けるためのものを作ろう!
そんな「チーム」として扱ってくれた当時の社長。
商品がいかにすごいかを伝えるのではなく、
自分のサービスがお客様の喜びを産む。ただそれだけのことでした。
赤い髪、茶色い目の自分が、葬儀後に88歳のおばあちゃんに。
「最初にあなたを見たとき、本当に大丈夫かな?って思ったよ。
でも今は、あなたに夫を送ってもらって本当に良かったと思っている。
本当に来てくれてありがとう。」
この言葉が、10年やってこれた理由だと思っています。
どんな仕事をしても同じことで、
この社会に自分は何を還元するのかを知っていることが大切なのでは?と思います。
立ち返ると。
輸入車ディーラーでは、イギリス車を所有したら起きること。
社会への還元は、日々の生活に自動車という潤いを与えること。
それを伝えればよかったのだと思います。
今の若い子はやめちゃう。
今の若い子は給料より休暇日数だ。
今の若い子はマニュアルが無いとだめだ。
ポケモン世代はこうだ、令和の働き方がどうだ。
もういい辞めろそんなの!!!!
チゲーよ!!!
なぜ生きているかもわからない大人が今の若いもんの知ったようなこと言ってんじゃねーよ!
自分が今立っている場所で、この世界でどんな役割を持っているのかを、
「上司・部下 お互いが」認知しあおう。
答えはそんなにたくさんじゃないはず。
自分は今、ありがとうって言われる数を増やしたいと思っています。
それがWILLPLANTであればいいなと思っています。
次回へ続く