Windowsのアップデートサイクルを改めて

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Gotoです。

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ITmediaより

Windows 10/11の2023年以降のアップデートはどうなる

https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2208/01/news085.html

ITmediaより引用

最後のWindowsと言われたWindows10がリリースされてから、
何度もアップデートポリシーが変更された上に、
Windows11が登場し、ハードウェアの足切りが行われたことは、
皆様、記憶に新しいところではないでしょうか?

そして、2023年からは更にアップデートポリシーが変更になるということで、
細かなところは引用先のITmediaの記事がよくまとまっていますので、
そちらを見ていただくとして、本日はとにかく不透明なWindowsの今後についてお話できればと。

なお、今年の22H2と言われるアップデートはWindows10にとっては
最後の大型アップデートになるようです。
このまま2025年のサポート終了までセキュリティーフィックスを中心に対応され、
新規の機能追加はないと見るのが無難でしょう。
それはなぜか?と言われれば、Windows11があるからということになります。
ハードウェアの足切りをしてまでセキュリティーの担保を行ったOSであり、
新機能はその土台の上に導入していくというのが、Microsoftが考えるところではないでしょうか?

すでにメインストリームはWindows11であり、Windows10は実質的な延長フェーズといえます。
とはいえ、まだ2022年ですから2025年のWindows10のサポート終了までまだ2年強あります。
その間一体どんなアップデートサイクルで進むのか?
それが全く明らかにされていないというのが、本日の主旨です。

Microsoftは今後大型アップデートは年1回と言っていましたが、
最新では3年に一回に大型、それ以外に四半期に一回細かな機能追加のアップデートする予定、
という話が聞こえてきています。
ここで思い出すのが、サービスパックです。
Windows7まで提供されていた大型アップデート方式ですが、
どうにもこれに見えてしょうがないところです。
WaaS(Widows as a Service)などと大きなことを言っておきながら、
結局、元のWnidowsアップデートサイクルに戻すというように見えてしまうのは、
ユーザーとしては複雑ですし、もう一つ懸念があります。

そう、2024年に仮にSP1としましょう、Windows10が2025年にサポート終了し、
その次は?となると2026年にWindows12が登場するのではないか?ということです。

MicrosoftがWaaSの思想を捨て去った今、
OSアップデートビジネスへ回帰してもなんの不思議もありません。
そして、それはハードウェアメーカーにとっても悪い話ではありません。
しかし、すべてのツケは個人や企業のエンドユーザーに降りかかってきます。
やっと定常サイクルアップデートの体制を整えたと安堵したら、
また元のサイクルに戻るとなると、
企業の情報システム部にとってはたまったものではありません。

なお、ここまでのお話はあくまで現時点の情報からの仮説でしかありませんから、
今後Microsoftから発表がされていくのでしょうが、
このパターンもあり得ると考えておくほうが精神衛生上よいと私は考えます。

最後に、Windowsでなければできないということは確実に減ってきています。
GWSをメインにした会社であればChromeOSをメイン端末にすることも検討できます。
いつか通った道ではありますが、脱Windowsというのも、
頭の片隅に置いておく必要があるタイミングなのかもしませんね。

本日は今後が不透明なWindowsのアップデートポリシーについてお話いたしました。
このような管理ポリシーの作成にお困りの方がいらっしゃいましたら、
弊社でもお手伝いできますので、ぜひお声掛けください。