Gotoです。
本日はEmotet狂騒曲でてんやわんやの業務メールシステムにて、
一つの対策となる方法をご紹介いたします。
なお、Google WorkspaceのEnterpriseプラン以上のみなのでご注意ください。
有害な添付ファイルを検出するルールを設定するーセキュリティーサンドボックス
Google Workspace管理者ヘルプより引用
詳細な設定方法などは上記をご覧いただくとして、
本機能はどういうものか?というのを簡単に。
通常、Gmailのメールに添付されたファイルはメールと同じサーバーに格納され、
スキャン・実行されるものですが、
本機能を有効にすると添付ファイルを本環境とは別のサンドボックス環境にて、
スキャンや実行が行われるというものになります。
そもそもサンドボックスって何?という方もいらっしゃるかもしれませんので、
以下に説明を引用しておきます。
サンドボックスとは?
NTTコミュニケーションズ ICTビジネスオンラインより引用
意図しない動作をした場合や、危険が発見された場合でも、
サンドボックス環境であれば駆除や拡散を防ぐことができます。
もちろんこれだけでよいわけではないですが、
何も対策をされていない環境よりはよほど安全な利用環境が手に入ります。
これ以外にもGoogle WorkspaceのEnterpriseプランには、
多くの防御策が実装されています。
より安全な環境でメールを運用したい方はぜひご検討ください。