Gotoです。
すっかりAIという言葉が定着したように感じていますが、このAI(人工知能)って実際どんなものか説明できますか?
本日は難しい話ではなく、AIってざっくりこんなものというお話を少し。
※一部簡素化してお話しておりますので、詳細に知りたい方は別途お調べください。
AIと聞くと「ドラえもんみたいなの」であったり、「人間と同じように考えることができる」というように
答える方が多いのですが、現時点で実現されているAIそんなに高度なものでは残念ながらないです。
過去に何度もこの人工知能は話題にあがっては忘れられて、また話題になってを繰り返してきました。
では、この現時点でのAI=人工知能、簡単に言うとどういうものなのでしょうか?
ズバリ、「多くのデータと事例の中から質問に最も適した答えを見つけるための技術」です。
これですら難しいように聞こえますが、現状のAIは過去に蓄積したデータの中から質問に対して、
最も適したと思われる答えを探す技術以上でも以下でもないのです。
つまり、知っていることしか答えられないんです。
さらに言えば、質問や指示がないと動くこともしないのです。
あれ?予測っていうのがあるじゃないか!と言われる方もいるかもしませんが、
あれも過去の傾向を分析して「こうなる可能性があるよ」という過去分析結果でしかないのです。
ここまでお話してくると、あれ?これって統計分析のお話?と気がつかれた方がいるかもしません。
そう、そうなんです。どこまで行ってもまだ統計分析から抜け出せていないのです。
ですから、質問(指示)がないとなにをどう分析して答えを探していいかわからないというお話です。
スマートスピーカーがウェイクアップワードが必要なのもこのためです。
つまり、現時点のAIは質問にあった過去のデータがどれだけ多く学習されており、
更にそのデータの中からより正確に答えを導き出すか!?
いう技術を磨いているのが現状ということになります。
冒頭で例にあがった「ドラえもんのような」自律的なものをを実現するには、
まだまだ技術発展が必要なのです。
本日は現状のAI=人工知能についてお話してみました。