Gotoです。
静かにリリースされたWindows11ですが、既に導入された方はいらっしゃいますでしょうか?
本日ですがWindows10の大型アップデートが来年より年1回になり、2025年10月14日まで実施されることが改めて発表されました。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/17/news112.html
ITmediaより
ということは、少なくとも2025年初旬にはWindows11対応のハードウェアがないと、2025年終わりには安全にWindowsが利用できないということになりますが、このWindows11、リリース前より利用できるCPUが最新もしくはそれより1~2世代前に限定されるということが発表され話題となりました。
Windows10が発表された際に「これが最後のwindows」と言わんばかりにWindows as a Serviceだと言ったマイクロソフトがここにきてwindows11をリリースするになったのは何かしら事情があり、それが利用CPUの制限につながったと考えるのが妥当です。
では、その理由とはなんでしょうか?
マイクロソフトの公式ブログを確認してみると理由が1つに絞られます。
Windows Insider Blogより
ズバリ、セキュリティーの強化です。
2018年頃よりCPU事態の脆弱性が見つかり話題となったことは覚えておられますでしょうか?
この件、最終的にはCPUを交換するしかないという話もありました。
https://gigazine.net/news/20200306-intel-csme-vulnerability/
Gigazineより引用
ソフトウェアレベルでの防御では限界があり、ハードウェアである程度の対策が担保されているものだけを対象として、更に考えうるハードウェアでのセキュリティー対策を前提としたOSを用意することでWindowsをより安全に利用できるようにしようと考えてリリースされたのがWindows11であると私は解釈いたしました。
サイバー攻撃は日に日に高度化しており、それは一般ユーザーも対象外ではありません。
インターネットなしで生活することは考えにくい世の中となっていることもあり、
日々の利用環境はその時点の最新のセキュリティーに対応したものにすることはユーザーとって、
メリットはあれどデメリットはないと言い切れます。
※もちろんネットワークに接続しないでレガシーアプリケーションを使いたいというであれば話は別ですが。
とはいえ、最初に述べたようにWindows10もマイクロソフトは2025年までできうる限りの対策を提供してくれます。
良きタイミングでご自身の環境を最新化させて、Windows11でより安全な環境を手に入れることを検討しはじめるのは今からでもよいかと考えます。