Gotoです。
本日はGoogle WorkspaceのEnterpriseエディションにのみ付属する「Work Insights」というアプリについてです。
このWork Insightsなのですが、先にも書いたとおり最上位のEnterpriseエディションのみで利用可能です。
概要はこちら→https://workspace.google.co.jp/intl/ja/products/workinsights/
概要ページは英語ですが、日本語にも対応しています。(画面イメージは概要から引用しております)
ごく簡潔に申しますと「Google Workspace内アプリケーション利用状況が可視化できる」ツールになります。
Google Workspace内のアプリを使った作業や会議の時間が会社全体で把握でき、どこに時間がかかっているのか?
なにか無駄はないか?など働き方改革と呼ばれる昨今の取り組みにピッタリとも思えるこのツールですが、もちろん考慮点はあります。
類似の他社サービスでもそうなのですが、「自社サービスの利用時間しか記録されない」という大原則があるのです。
PCそのものの利用時間などを記録・分析するわけではなくGoogle Workspaceのアプリの利用時間というところがポイントです。
自社の業務が完全にGoogle Workspaceのみで完結していれば、それなりに業務改善に利用できる可能性もありますが、他社のツールを並行して多く利用している場合は業務の一部の傾向が見えるだけということになります。
また、従業員はこのようなロガーツールに嫌悪感抱きやすいものです。
実際、部門を除外したり対象者を指定して除外することも可能となっています。
ついついはっきりと数字で見えるものに管理者はすがりたくなるものですが、このような数字がはっきり見えるものほど参考・検討の材料と割り切って業務改善に利用するというのが一番大切なポイントだと私は考えます。
似たようなツールを安易に導入しようとされてるようでしたら、今一度立ち止まって考えてみることをオススメします。
弊社ではこのような働き方改革のご支援も実施しておりますのでご興味ありましたらご連絡くださいませ。