このコラムは壮大な地続きのストーリーですので、前回のまでの記事を先に読んでいただくと流れがわかりますので是非どうぞ。
ディレクター脳
前回までで、吉井の考えるディレクター論を展開したわけですが。
これといって、
プロデューサーが偉い!
とか、
ディレクターが偉い!!
とかって話ではありません。
思考回路がディレクター脳であればさまざまなメリットがあるのでは?
というお話。
※ぜひ先に前篇を読んでおいてください!
ディレクター脳への第一歩
これ、自分の脳内を全部書いていくと辞典のレベルになるのでは??
と想像されるので、優先順位と思いつきをインスピレーションで書いていきます。
ついてこれるものならついてきてください(笑)
このエクスプロージョンは起業ブログサイトなので、それに沿った話をベースに行きますね。
社長として自分がどんな人間なのか。(どんな社長になるのか)
まずはこれを知りましょう。
〜ほとんどの人は自分のことを客観的に見れていません。〜
なので、
自分が何に一番感動できるのか。
自分が何に一番怒りを覚えるのか。悲しみがあるのか。嬉しいのか。
それぞれのMAXを幼少期から思い起こしてみてください。
毎日、毎月、毎年、その感情は上書きされています。
例えば、学生の頃本当に辛かった部活。やめようと何度も思った記憶。。
振り返ると、あの経験があったから今がある。と思えたり、なんであんなことで
くじけてたんだろう。。と思うこともあるかと思います。
それは、脳内の過去経験からくる感情。それを超える経験で脳は上書きされて行くのです。
次に、
起業する本当の理由。
これを明確にしましょう。
お金が欲しい? 時間がほしい? 親のために?
そして今、貴方の脳内に思い浮かんだ理由は「本当の理由ですか?」
お金。と答えた人は、なぜお金が必要ですか?
いい車に乗りたい?
誰かを見返してやりたい?
なんのためのお金なのか。
これを明確にしましょう。
でなければ、本当の理由なくただただ突き進むことになり、
実際にお金が手に入ったとしても、そこで目の前に来る現実は「虚無感」であることがほとんどです。
簡単に口に出している言葉が、自分の脳が下している判断とマッチしているかを探りましょう。
これで本当の自分を、知る→識る ことがスタートです。
後からでもいいので是非チェックしてみてください。
普段使っている言葉を突き詰めていくのです。
ディレクター脳になるために、なぜ自分のことを先に知る必要があるのか。
それはとても大事なことです。
前篇で触れた、『周囲の人の思惑』を設計するには、
その人の「本当の」気持ちを汲み取る、または引き出すという表現に近いかな?
その必要があります。
その人の発した言葉を鵜呑みにするのではなく、
その言葉が発せられる原因となる「前提」を聞き取る必要があります。
例えば誰かが、具合悪そうにしています。
それを見て多くの人は、「大丈夫?」って聞きます。
貴方は、「大丈夫?」って聞かれたら「大丈夫です。」って答えませんか?
大丈夫じゃなくてもです。
ちなみに吉井の場合は、
どうした?
昨日なんかあったか?
寝れなかったか?
調子悪ければ帰って良いぞ?
など、なぜ具合が悪いのか、はたまた具合が悪いのではなく悩みがあるのかもしれない。
その前提を確認します。
これはクライアントだけではなく社員にも必要となります。
この他人の前提を真剣に聞くために必要なこととは。
自分自身の声や思いを、自分自身が理解する必要があります。
でなければ、自分の好き嫌いや、そのときに起きる感情で判断してしまうからです。
読者の皆様への宿題
では、次回に向けて設計図作りの宿題を出します!
吉井の考えるディレクションです。
まずは、相手が存在しないセクションとして、レッスン1です。
一つの事柄から派生することを全て頭の中でパタパタと展開してください。
頭の中でマンダラチャートを展開するイメージです。
頭の中だけで展開図が出てこないときは、紙に書いてみてください。
では、何をどうやってパタパタさせるのか?
ビジネスローンチ前の設定でやってみましょうか。
従業員数
年商1億 月商
顧客 アイテム数
・この事業は自分一人でできるか
・誰が支援者になってくれるか
・資金はいつまで持つか
・顧客は今どれくら持っているか書き出そう
・顧客を増やすためにどこに行こうか。どこで会えるか
・名刺に何を書こうか
・普段どんな服装で歩こうか
これをどんどんどんどん遠くに展開していくイメージです。
ここがあやふやな人がまあ多いこと。
それでは金融機関はお金を貸してくれません。
友知人や先輩、親は情熱で動かすことができますが、金融機関はそうは行きません。
マネーの虎も同じ。
(youtubeで検索してみてください。超おもしろかった昔の番組です)
長くなったので、次回に実際のパタパタをやってみましょう!