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広報ってどんな仕事?

初めまして。コーポレトコミュニケーションアドバイザーの立山和花(たてやま のどか)です。
この度、こちらで執筆させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
長らく広報という仕事に関わってまいりまして、これから広報に携わってみたい方や、
現状、広報という仕事で悩んでおられる方など幅広い方のお力になれたと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。

広報ってどんなお仕事?

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広報というと華やかな仕事をイメージされる方が多いと思います。
しかし実際の広報業務は、社内外で交渉に駆け回ることも多く、営業職に近い部分が多いのではないか思います。

私は、インターネットサービスを提供する企業で十数年広報担当をしていましたが、華やかという言葉は全くあてはまりませんでした。

広報という仕事に興味を持ってこの記事にたどり着かれた方もいらっしゃるかと思うので、「どんな人が広報に向いているの?」という質問に答えると、人の話をじっくり聞くことができ、忍耐力のある人かなと私は思います。
(どこの業界の広報かによって、だいぶ違ってくるとは思いますが・・・)

まず、勘違いされることがとても多いのですが、広報と広告宣伝というのは違います。
会社やサービスを世の中にアピールするというゴールは同じですが、アプローチが全く異なるのです。
ドラマなんかで時々みかけるCMや広告を制作している人たちは広告宣伝の担当ですね。

広報と広告宣伝の違い

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広報と広告宣伝の違いを端的に言うと、お金を使った活動かどうか。
広告宣伝というのは、テレビCMや街頭で見かける広告などを制作し、お金を払って露出していく仕事です。
ここでは、自分たちの表現したいことをアピールできます。

一方、広報では新聞、TV、Webニュースの記者などに情報を提供し、掲載してもらえるようお願いします。
ここに金銭のやりとりは発生しません。

提供した情報が掲載されるか・されないか、どのような内容がとりあげられるかを広報担当者が直接的にコントロールすることはできません。


書いてほしいところは書いてもらえず、望んでいたのとは違う形で書かれてしまい嫌な汗をかくこともあります。(そこを調整するために、各所に働きかけるのが広報担当の大事な仕事) 

しかし、第三者が客観的な視点で書いているものなので、広告よりも見た人の信頼度が高いといわれています。
広報、広告宣伝はどちらも、ファンを増やすためには、企業にとって欠かせない業務で、それぞれが連携することで、より高い効果が見込めます。

まとめ

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必要な情報をまとめると一言で言っても、社内の中でも考え方はひとつではありませんし、記者が必要とする情報と、サービス担当者がアピールしたいと思う情報には大きな乖離があったりするので一筋縄ではいきません。

社内の部門間だったり、社内と社外だったり調整役としてやるべきことがたくさんあります。
それぞれの立場の人たちの考えかたの違いを埋め、皆が納得できるポイントをみつけ、形にすることこそが広報の仕事なのです。

なんとなく広報の役割想像してもらえたでしょうか?
次回は、「情報をまとめる」仕事についてもう少し具体的にお話ししたいと思います。