外を少し歩くだけでも汗が吹き出る暑い夏。
会社に到着するころには化粧崩れやヘアスタイル崩れがおこります。
今回は清潔感と清涼感を引き出すための、夏の身だしなみポイントについてお話しします。
夏メイクのコツ
夏はどうやってもお化粧が崩れやすいです。そこで私はお化粧直しの回数と、崩れても汚く見えないようなベース作りを逆算したベースづくりをしています。
まずは、土台のスキンケアが何よりも大切です。
朝の保湿で水分を入念に入れ込み保湿を閉じ込めた後、冷たいタオルなどで顔の毛穴を引き締めてからメイクに入ります。
この基本ケアをきっちりしておくと、その日のファンデーションの持ちもよくなりますので夏は特におススメです。
そして崩れることを前提に、朝のベース塗りは少なめにしておきます。
コントロールカラーなどで肌色の補正を行い、その上にファンデを薄く塗って終わりです。
朝のベース塗りを何種類もしてしまうと汚く崩れてしまうので、隠したい個所が多くても量と種類は少なめにします。
お化粧直しの際に少しずつコンシーラーなどを足していくと、丁度良い感じに修正できますし透明感も続きます。
夏ヘアのポイント
髪を1つにまとめたり、ハーフアップなどで耳回りの髪をまとめるだけでもすっきりと見えて清潔感につながります。
ですが、夏はヘアスタイルと共に、メンテナンスも大切です。
せっかくおしゃれな服を着てメイクがバッチリでも、頭皮の匂いを感じたりや髪の傷みが見えてしまうと清潔感から離れてしまいます。
清潔感のポイントは、髪のコンディションを整えることです。
夏は強い紫外線に当たったり、ヘアアレンジを多くすることで髪の毛が傷みやすく、切れ毛や枝毛などでボサボサになることが多いです。
最近よく摩擦レスという言葉を耳にしますが、髪の毛もお肌と同じように摩擦で傷みが生じるそうです。
ヘアカラーをしているのであればこまめにメンテナンスすることや、美容院へ定期的に通って傷みをカットしてもらうこと。
傷みがひどく髪の毛がボサボサというのは、清潔感に欠けます。
髪の毛もお肌も程よいツヤ感が健康的な上品さを醸し出すと思いますので、ヘアオイルでツヤっとさせることもおススメです。
歯と口臭
季節を問わずですが、秘書は物理的に上司や関係者の近くで確認したりする機会が多いと思います。
口元の清潔感は、ともすれば不快感に直接つながるので特に注意です。
食後の歯磨きはもちろん、日常の歯のメンテナンスはとても大切です。
最近は出かける時、人と会う時、マスクをするのが当たり前の時代になりました。会話する際もマスクをつけているので、口臭への関心が以前よりも薄れているかもしれませんが、敏感な人はいます。
マスクをすることで水分補給の頻度が下がり、おしゃべりの回数も減り、そして口の中が乾燥します。それによって虫歯や歯周病になりやすくなるそうです。結果、口臭の原因になります。
定期的にクリーニングなどメンテナンスをすれば病気も予防できますし、口臭防止にもつながります。
意外と忘れがちですが、歯もお肌と同じで一生ものです。大切にお手入れして、清潔感を保っていきましょう。